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無線LANに接続したノートパソコンで作業していると、通信が安定しなかったり、通信速度が遅くなったりとストレスを感じたことがある方も多いでしょう。
そんな時には、有線LANを用いてノートパソコンを使用すると作業効率を上げられるかもしれません。
しかし、LANケーブルを接続するポートがないノートパソコンも増えつつあります。
今回の記事では、有線LANをノートパソコンに接続してネットワークやインターネットを使用する方法を解説します。
記事の後半では、Wi-Fiルーターから有線LANを接続する方法や通信速度について解説しているので最後までご覧ください。
目次
ノートパソコンでインターネットや社内ネットワークを使用する時には、無線LANを使用している場合がほとんどです。
しかし、有線LANを使用することで得られるメリットもあります。
有線LANを使用するメリットは、主に以下の3つです。
それぞれのメリットを簡単に解説します。
有線LANを使用すると、無線LANと比較すると通信速度が早く安定しています。
無線LANは、電波を使用するため干渉を受けやすく安定しませんが、有線LANはケーブルを用いて直接ノートパソコンと接続するため、安定した通信が可能です。
ビデオ通話などの通信を安定させたい時には、有線LANの使用をおすすめします。
有線LANを使用すると、容量が大きなデータのやり取りがスムーズに行えます。
通信が早く、安定しているからこそ、容量が大きくても問題なく送受信が可能です。
動画の視聴やメールを用いて容量の大きいファイルのやり取りをする際には、有線LANを用いることをおすすめします。
有線LANは無線LANと比べると、セキュリティが高いといえます。
無線LANは広範囲に電波を発信するため、誰でも簡単に受信できます。パスワードで保護はできますが、侵入を許す可能性もあるため、セキュリティが高いとはいえません。
重要なデータのやり取りやファイルを保存したノートパソコンには、有線LANを使用することをおすすめします。
デスクトップパソコンであれば、LANポートが付属しているものが多いですが、ノートパソコンの場合、LANポートが付いていないモデルも多数見受けられます。
特に薄型のノートパソコンでは、USBのポートしか装備されていないものもあります。
そこで、ここではLANポートの有無で有線LANを使用する方法を紹介します。
ノートパソコンを購入する前に、有線LANを使用してインターネットや社内ネットワークの利用を考えているのであれば、LANポートが装備されているタイプを選ぶと簡単に接続できます。
LANポートが付いているノートパソコンは、少し厚くなりますが、直接LANケーブルを接続できるため、余計な手間が必要ありません。
LANポートにケーブルを差し込むだけで、すぐにインターネットや社内ネットワークを使用できます。
LANポートが装備されていないノートパソコンを使用している場合には、USBからLANに接続するためのアダプターを購入する必要があります。
USBやType-Cの接続部分にアダプターを差し込み、LANケーブルを接続します。
安いアダプターで1,500円程度で購入が可能です。
LANポートがないノートパソコンにアダプターを使用する時には、注意する点があります。
それぞれの注意点を簡単に解説します。
アダプターを購入する時には、現在使用しているノートパソコンの端子を確認しておきましょう。
主に以下の2つの端子が一般的に装備されています。
上記の2つのどちらかが装備されていることが多いため、購入前には確認しておきましょう。
ノートパソコンにLANポートを増設して使用する際には、アダプターの破損に注意が必要です。
アダプターはノートパソコンから垂れ下がった形で使用することが多いため、接続部分やケーブルの破損には配慮する必要があります。
有線LANを使用する時だけ挿入しておくなどの工夫が必要でしょう。
ノートパソコンで有線LANを使用した場合には、通信速度が早くなるなどのメリットばかりではありません。
有線LANを使用してしまうと、ノートパソコンの最大のメリットでもある持ち運びが限定されてしまうデメリットがあります。
有線LANのケーブルは、長い物で10mほどしかないため、社内を歩き回ってノートパソコンを使用したい時には、有線LANは使用できないでしょう。
このデメリットを解消するためにも、インターネットや社内ネットワークは無線LANと有線LANのどちらも使えるような環境を整備しておくと快適です。
もしインターネットや社内ネットワークをWi-Fiルーターを使用して無線LANを使用している場合には、Wi-Fiルーターから有線LANを接続できます。
現在のWi-Fiルーターには、無線を発するだけでなく、LANポートを装備している物も多いためです。
通常の有線LANルーターと接続する方法と同様に、ノートパソコンとWi-FiルーターをLANケーブルで繋ぐだけで、簡単にネットワークに接続できます。
Wi-Fiルーターに有線LANを使用するメリットは、有線LANと無線LANを使い分けられる点です。
机で作業するときには有線LANを、離れて作業するときには無線LANを使用するといったように、一つのルーターで使い分けられる点は大きなメリットといえるでしょう。
ノートパソコンを含めたネットワークを構築する際には、有線LANだけでなく無線LANの構築も必要不可欠です。
ノートパソコンは持ち運んで使用するために導入される場合がほとんどであるため、無線LANは欠かせないでしょう。
しかし、有線LANも無線LANも併せて構築するには、手間もコストも掛かります。Wi-Fiルーターに接続して同時に使う方法もありますが、使う台数が増えてくると、増設しなければなりません。
そのため、有線LANと無線LANを併せたネットワーク環境を構築する際には専門業者に依頼する方法をおすすめします。
専門業者であれば、環境に合わせた最適な機器や端末を選択、助言してくれるためです。
ASIA NETでも、環境に合わせた最適なネットワークを構築するお手伝いをしています。より快適で速度の速いネットワークを構築できるため、気になる方はお問い合わせページよりご連絡ください。
今回は、ノートパソコンで有線LANを使用する方法について解説しました。
有線LANは通信速度が速く、より大きなデータの送受信が可能なメリットもある反面、ノートパソコンを使える場所が限定されるデメリットもあります。
もしノートパソコンを有線LANで使用したいのであれば、Wi-Fiルーターと接続する方法を試してみてください。
Wi-Fiルーターに有線LANを接続できれば、無線LANも使用できるため、簡単に切り替えられます。
ノートパソコンにLANポートが装備されていないのであれば、アダプターを購入して接続します。端子にも違いがあるため、購入時には注意してください。
これから社内ネットワークの構築を考えているのであれば、ASIA NETにお問い合わせください。
より快適なネットワークを構築できるようにお手伝いします。