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ビジネスホンには、据え置き型だけでなく、コードレスタイプもあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
据え置き型では、通信が安定しているメリットはありますが、移動しながら通話したい時には困ってしまいます。
コードレスのビジネスホンでは、移動しながら通話できるなどのメリットがあります。
本記事では、これからコードレスのビジネスホンの導入を考えている方向けに、種類や導入するメリットやデメリットを紹介します。
記事の後半では、コードレスのビジネスホンを選ぶ際のポイントについても解説しているので最後までご覧ください。
目次
コードレスのビジネスホンには主に以下の3種類があります。
それぞれの種類の特徴について簡単に紹介します。
カールコードとは、電話機と受話器を結ぶ線を指します。電話機本体と受話器が分かれているタイプがカールコードレスです。
カールコードレスタイプは、電話機本体と受話器が繋がれおらず、無線で繋がれていますが、移動して通話ができる範囲が10m程度と狭い特徴があります。
オフィスが狭かったり、電話する範囲が限られている場合にはカールコードレスタイプで十分でしょう。
デジタルコードレスは、アンテナを使用するタイプで、後述するアナログコードレスよりも音質が良い特徴があります。
デジタルコードレスには、シングルゾーンとマルチゾーンがあり、接続できる台数や通信できる範囲の違いがあります。
シングルゾーンであれば、接続できる台数が4〜8台で通信できる範囲も比較的狭いです。マルチゾーンは、アンテナが増えるため、その分使用できる台数も増えて、通信できる範囲も広がります。
オフィスの広さや階数によって選択すると良いでしょう。
アナログコードレスは、使用するアンテナが一つですが、通信できる範囲が広いというメリットがあります。
アナログコードレスは、300mほどの範囲で通話が可能であり、デジタルコードレスよりもコストが抑えられるのも特徴です。
ただ、電子レンジなどの電波にも影響を受けてしまうため、オフィスで正常に通話ができるかをテストする必要があります。
ビジネスホンをコードレスにすると、メリットばかりでなく、デメリットも少なからずあります。コードレスのビジネスホンを導入して後悔しないためにも、導入前にメリットとデメリットを把握しておきましょう。
ビジネスホンをコードレスにするメリットは、主に以下の3つです。
それぞれのメリットを詳しく解説します。
ビジネスホンをコードレスにする最も大きなメリットが、通話しながら移動ができることです。
据え置き型であれば、電話線が届く範囲でしか通話ができませんが、コードレスであれば電波が届く範囲であれば、どこでも通話ができます。
例えば、通話相手から資料を探すように頼まれたとしても、通話しながら探せるため効率的です。
移動だけでなく、通話しながら作業も容易になるため、通話中も自由に作業したい業種におすすめです。
コードレスのビジネスホンであれば、充電器に立てて使用するタイプがほとんどであるため、設置するスペースが少なく済みます。
据え置き型であれば、電話機本体を置くスペースが必要になる上に電話線が届く範囲でしか設置できません。
コードレスタイプの充電器は大きくても10cmほどであるため、どこでも設置できます。
コードレスのビジネスホンであれば、電話線が必要ないため、オフィスのレイアウトを変更するときも、ビジネスホンの位置を気にせずに済みます。
据え置き型は、電話線があるため、どこでも設置できるわけではなく、電話線も整理しないといけないため、レイアウトにも影響を及ぼします。
コードレスタイプであれば、充電器のコンセントさえあればどこにでも設置できるため、自由にレイアウトが可能です。
コードレスのビジネスホンを導入する際には、メリットばかりでなく以下の2つのデメリットがあります。
デメリットを理解することで、導入する際にも配慮ができるため、導入する前に確実に理解しておきましょう。
コードレスのビジネスホンを使用する際には、アンテナの設置が必要になります。
主装置だけでなく、オフィス内やフロアにも設置しないといけないため、据え置き型よりもコストが掛かる場合もあります。
さらに、アンテナの設置場所によっては、通信に影響を与える必要があるため、テストが必須です。
コードレスのビジネスホンは、アンテナと電話を送受信して通話するため、電波が届きにくい場所では、通話が安定しない場合があります。
例えば、エレベーターの中であったり、アンテナから離れた場所であれば、通話に影響を与えてしまうかもしれません。
コードレスのビジネスホンを導入する前に、使用する予定の場所で通信状況を十分にテストしておきましょう。
コードレスのビジネスホンを選ぶ際には、以下の3つのポイントがあります。
ビジネスホン選びで失敗し、無駄なコストを掛けないためにも、導入する前によく検討しておきましょう。
それぞれのポイントを簡単に紹介します。
コードレスのビジネスホンは、アンテナの数や種類によって接続できる台数に違いがあります。
例えば、デジタルコードレスのシングルゾーンであれば、アンテナは一つで良いですが、接続できる台数は4〜8台と制限があります。
このように、使用するビジネスホンの台数によって、コードレスの種類を選択しなければなりません。
コードレスのビジネスホンを選ぶ際には、コストにも注意が必要です。
コードレスのビジネスホンは、電話機の費用だけでなく、アンテナや主装置、工事費用がコストに含まれるため、予算は十分に確保しておきましょう。
コードレスのタイプだけでなく、電話機の機能によっても価格は異なるため、購入前に必要な機能といらない機能を検討してください。
もし、詳しい価格がわからない場合には、専門業者に依頼して、見積もりをとって検討すると確実です。
コードレスのビジネスホンは、種類によって通信できる範囲は異なります。
例えば、カールコードレスであれば電話機本体から10m程度までしか離れられません。
オフィスの広さや会社の階数によって、ビジネスホンの種類を検討しましょう。
通信範囲については、広さや障害物の有無によって違いがあるため、専門業者に相談してください。
ASIA NETでも相談を承っているので、お気軽にご相談ください。
今回は、コードレスのビジネスホンについて、種類やメリット・デメリットについて解説しました。
コードレスのビジネスホンには主に3種類あり、それぞれに通話できる範囲や接続できる電話の台数が異なります。
コードレスのビジネスホンを導入すると通話しながら作業ができたり、広い設置スペースが必要なかったりといったメリットがある一方、通信が届きにくい場所があったり、アンテナの設置が必要であったりといったデメリットがあることも把握しておきましょう、
これからコードレスのビジネスホンを導入するのであれば、使用する台数を把握し、オフィスの広さに合わせたビジネスホンを選択しましょう。
価格や通信環境が詳しく知りたいのであれば、専門業者に見積もりを依頼しましょう。
ビジネスホンにおいては、コードレスが主流になりつつあるので、これから導入を考えている方は参考にされてください。